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以前、筆者は『FUTURUS』で『Eon Scooter』という製品について書いた(これで渋滞問題解決か 新型モビリティーの驚異的なスペック – http://nge.jp/2016/10/27/post-135704)。これは時速25マイル、すなわち時速約40キロで爆走するという代物だ。
電動キックボードでそれだけのスピードが出せるということにも驚きだが、その前にEon Scooterの安全性をつい疑ってしまう。PR動画では歩行者の隙間をスイスイと進んでいるが、実際にそんな首尾よく行くのだろうか。
ところが、そんな心配をよそに開発者がとんでもない発表をした。
最高時速を大幅にアップさせるという。
■ 時速40マイル!?
クラウドファンディングに出店されたものが乗り物だった場合、キャンペーンの途中で車体改造を宣言するということはよくある。
それは大抵の場合、調達金額が目標金額を大幅に上回った時に行われる。Eon Scooterでは追加の出資をすることで、予約済みの車体に改造を施してくれるという。その改造というのが、3,000Wのデュアルモーターを搭載し最高時速40マイルを達成させるものだという。
40マイルとは、メートル法では約64km。性能のインフレと表現すべき数字である。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=ccX3rVrs8lw]
一般的な自転車の速度は、せいぜい時速15km程度と言われている。セグウェイは20kmだから、もっとも実用的な数字はそのあたりだろう。
筆者は一番最初にこの製品を紹介した記事で「Eon Scooterは、現代人の身の丈に合った発明」と書いた。それは「満充電状態で25マイルの移動ができる」という点を鑑みての表記だが、さすがに今は訂正せざるを得ないかもしれない。
時速60km超になると、運転者も相当な覚悟が必要だ。