[NEWSショーマニズム宣言!]

安倍・トランプ会談大成功の裏で消滅寸前の「あの政党」

photo by Aurimas Adomavicius

「トランプ大統領(米国)とにこやかにゴルフに興じている日本の総理というのは、私は誇れるものではないと思う」(民進党・蓮舫代表・49)
「(安倍首相とトランプ米大統領の2ショットを指して)品格のない顔。よく似た二人」(民進党・小西洋之議員・45)

 まあ、いつものことだが安倍晋三首相(62)のやること全てに脊髄反射(注1)でイチャモンをつけてくるのは、民進党の皆さま。日本と米国が大嫌いな彼ららしい。が、何を言っても安倍・ドナルド・トランプ(70)会談が世界に与えたインパクトの前では、ごまめの歯軋り(注2)に過ぎない。

 会ってすぐにハグ、握手は19秒の長さ、大統領専用機(注3)でフロリダに飛んで一緒にゴルフをプレー。こうした表面上の蜜月はもちろん、懸案だった在日米軍駐留費の問題は触れられず、尖閣諸島に関して日米安保第五条の適用範囲であると共同声明に明記──これは史上初(注4)のことだった。

 安倍首相は異例づくしの厚遇で米国に迎えられた。むろん就任前から世界を震撼させている怪人・トランプ大統領はひと筋縄では行くまい。NOと言えない貸しを作ってから、厳しいディール(取引)を仕掛けてくる可能性も高い。しかし2人の満面の笑みで、演出だけでなく<ウマが合う>ことが伝わってくる。スタートとしては申し分無いだろう。

 経済、外交、安全保障、社会問題への対応……けっして全てが完璧とは言えないが、要所を外さない安倍政権への国民の評価は、その高い支持率が物語っている。

 最新の世論調査では、共同通信の61.7%(前回から+2.1%)、NHKの58%(+3.0%)と軒並み上昇。日米首脳会談については、両調査とも7割近くが「成功」と評価している。

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