多種多様なB級グルメであふれる「くいだおれ」の街、大阪。
大阪の「学問の神様」として親しまれている大阪天満宮に、「すべらんうどん」という風変りなネーミングのうどんがあるのをご存じでしょうか。
噂の「すべらんうどん」があるのは、大阪天満宮・星合茶屋にある「うどん双樹」。本殿からは離れた場所にある、日本庭園に囲まれた風情たっぷりの茶屋です。
一見お高そうにも見えますが・・・ここは安ウマグルメの街、大阪。なんと、350円から名物のうどんが楽しめるのです。
「すべらんうどん」とは、特許を取得した独自の製法で作られている切れ目の入ったうどんのこと。
麺に切れ目を入れることで、その切れ目にお箸やフォークが引っかかり、食べやすいことから「すべらんうどん」(すべらないうどん)と名付けられたのです。
お年寄りや障がい者でも普通に食べられる、「万人に食べやすいうどんを」という願いから、2001年に開発が始まりました。最初は切れ目の入ったうどんが受け入れられにくかったそうですが、いまや他県から食べに来る人も多い、大阪天満宮の名物グルメとなっています。