小池百合子「210日の実態」都庁職員ぶっちゃけ座談会!(1)テレビ局と「企画会議」を!?

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小池百合子「210日の実態」都庁職員ぶっちゃけ座談会!(1)テレビ局と「企画会議」を!?

 築地市場の豊洲移転問題での「石原叩き」をはじめ、都議選に向けた候補者擁立、東京五輪を巡るバトルなど、話題には事欠かない小池都政。就任からいまだ「小池フィーバー」が続くが、都庁職員にこの210日間のホンネをぶっちゃけてもらうと、驚きの実態が出るわ出るわ──。

A 昨年8月に小池(百合子)さんが都知事に就任してから7カ月がたったけど、よくもまぁ、次から次へと新しい話題が出てきますね。

B メディアに連日、「数字の取れるネタ」を提供しているからね。ウチの部署だと、地域政党「都民ファーストの会」のブレーンと民放局ディレクターが結託して、夜な夜な「企画会議」を開いてるって、もっぱらの噂だよ。ここまでイメージ戦略を徹底した都知事は間違いなく初めてだな。

C これまでの知事とは「見せる意識」がまったく違いますからね。この前、知事室でメディアのインタビューに立ち会った時、小池さんが「この角度から私を撮ってよ」と、写真のアングルまでカメラマンに指示していて「そこまでこだわるんだ」と感心しました。

D とある五輪関係のイベントでは、スピーチで登壇してもなかなかしゃべり始めず、観衆をじっと見つめていた。最初にあえて黙り、聞き手をじらして注目を集める意図だけど、とにかく芸が細かいと思いましたね。

B 敵を作ってモメごとの種を見つける嗅覚もとにかく鋭い。石原(慎太郎)さんや森(喜朗)さんがターゲットのうちはいいけど、いずれ我々身内がつるし上げられるんじゃないかと思うと、気が気じゃない。

A 今夏の都議選が終わって豊洲市場と五輪会場の問題も落ち着いて、話題が乏しくなった頃が怖いですね。昨年8月の会見で「都庁の全職員を粛正します」と発言していたけど、あれにカチンときている職員は多い。ウチの同僚も「できるものならやってみろ」と居酒屋で激怒していた。

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