シンガポールのマリーナ地区にある世界最大級の観覧車、シンガポール・フライヤー。最高165メートルの高さに達する巨大観覧車で、およそ30分をかけて一周します。
市内中心部はもちろん、セント―サ島やインドネシアの島々をも望むダイナミックな景観は、観光客に大人気。実は、ここには観覧車からの眺め以外にも、別の楽しみ方があるのです。
それが、シンガポール・フライヤーの下にあるフードコート、「シンガポール・フード・トレイル(Singapore Food Trail)」。
1960年代の食と暮らしを再現したテーマホーカーズ(屋台村)で、22のストールが当時の人気ホーカーフードを販売しています。
60年代にタイムスリップした気分を味わいながら美食が楽しめるスポットとして、数々のメディアでも紹介され、話題を集めました。
古いテレビ、三輪タクシー、昔の屋台風のストール・・・細部まで作り込まれた60年代のシンガポールの風景は、外とはまるで別世界。