ロースペックも工夫次第か 腕時計型360°カメラ『Beoncam』

| FUTURUS
ロースペックも工夫次第か 腕時計型360°カメラ『Beoncam』

Photo credit: strollerdos via Visualhunt.com / CC BY-NC

360°カメラの「戦争」が始まった。

新しい市場が登場する時、そこに製品同士の販売競争が勃発するのは自然の成り行きだ。シャープVSカシオの電子計算機戦争は、今でも「テクノロジー発展の見本」として語り継がれている。

そうしたことが今後、360°カメラの世界に間違いなく起こる。

いや、すでに起こっている。


■ 腕時計が360°カメラになった

クラウドファンディング『Indiegogo』に、こんなものが登場した。

腕時計型360°カメラ『Beoncam』である。

http://www.youtube.com/embed/rxpafzk4zZU?version=3&rel=1&fs=1&autohide=2&showsearch=0&showinfo=1&iv_load_policy=1&wmode=transparent

見ての通り、腕時計に円盤型のカメラを仕込んだかのようなデザインだ。その厚さは25mm。さすがにこの分厚さでは、腕時計と同等とは見なせないのではという気もする。

だが、重量は意外と軽い。わずか55gである。また、イメージセンサーは500万画素CMOSで、解像度は2592×1920というスペックだ。そのくらいがちょうどいい、ということなのだろう。

連続待機時間は4日、動画を撮影した場合は3時間というデータも公表されている。スタミナは申し分なさそうだ。


■ わずか500万画素だが…

価格を見てみよう。Indiegogoでは99ドル(約1万1,000円)の提供枠があったが、これはすぐに埋まってしまった。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
ネット