事故車って購入しても本当に大丈夫? 中古車選びの素朴な疑問にお答えします!

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事故車って購入しても本当に大丈夫? 中古車選びの素朴な疑問にお答えします!

中古車を購入する際、気になるのはやはり事故の修復歴があるかどうかということ。中古車情報誌やネットの中古車サイトなどで「修復歴あり」と書かれているクルマは、本当に買っても大丈夫なのでしょうか。ここでは、これから中古車の購入を考えている方のための中古車の買い方のコツや、今おすすめの中古車について記事にしました。ぜひ参考にどうぞ。

■そもそも修復歴車って、どういうクルマを指す?photo by 日本自動車鑑定協会

ざっくりいうと「事故車」と呼ばれる多くのクルマは、中古車業界では「修復歴車」と呼称されています。クルマの売買では、修復歴車を「骨格部が損傷して、修正や交換をした経歴のある車両」と定義しており、この基準は自動車公正取引協議会、日本自動車査定協会、日本中古自動車販売協会連合会、自動車販売協会連合会などが1997年に定めたものです。

それでは修復歴車とは、どういう状態のクルマを指すのでしょうか。これはフレーム(骨格)部の交換、修復(修正、補修)を行った車両のことをいい、事故歴の有無は関係ありません。

一般的にフレーム部とは、

フレーム(サイドメンバー) フロントクロスメンバー フロントインサイドパネル ピラー ダッシュパネル ルーフパネル ルームフロアパネル トランクフロアパネル

と呼ばれる部位のものです。これらに損傷が見られたり修理した形跡があるものは「修復歴あり」となります。ただし、ボルト部分は骨格には含まれません。上記以外のフレーム部にラジエターコアサポートがありますが、これについては隣接するフレーム部にへこみや曲がり、修理の跡があるものが修復歴となります。またクルマによっては、ラジエターコアサポートのみの交換では修復歴と認められないものもあるので注意が必要です。

■やっぱり修復歴車は避けた方がいいの?

結論からいってしまえば、もし予算がある程度用意できるなら避けたほうが賢明でしょう。しかし人気のスポーツカーなどでは、修復歴のないクルマのほうが珍しいくらいですよね。また、同じ車種でも高いグレードのクルマの方が修復歴があって値段が安いとなると、やはり少し考えてしまうでしょう。

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