ジャニーズの中山優馬が連ドラで「難役」を引き受けた背景

| まいじつ
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作家の石田衣良氏の第8回中央公論文芸賞を受賞した長編『北斗:ある殺人者の回心』が、ジャニーズ所属の中山優馬主演で連続ドラマ化される(WOWOW=3月25日スタート)。ところが、ファンからは「私たちの“ユーマ”を犯人役なんかにしないで!」という声が続出しているという。

孤独な殺人犯を演じた中山は、役の心情を体に反映させるため、撮影開始からクランクアップまでに約12キロの減量を行い、相当な覚悟で同作品に取り組んでいる。

「医療詐欺に絡み、殺人を犯してしまうという重厚な役です。ジャニーズ事務所は、この作品で中山を“脱アイドル”させようとしています。そのモデルケースは生田斗真です。生田くらい演技が上手くなれば、中山も俳優として将来が安泰です。いまは、アイドルとしてファンをずっとつなぎとめておくのは難しい。『嵐』の松本潤や櫻井翔を見れば分かるように、恋人ができるとあっという間にファンが離れていきます」(芸能関係者)

中山は、踊りも歌もジャニーズきっての実力を誇り、ジャニー喜多川社長に寵愛されてきたことでも知られている。中山のために『中山優馬with関西ジャニーズJr.』を結成し、売り出しにはかなりの力が入っていた。

中山は小学校5年のときに『ジャニーズ野球大会』へ出場。その2年後に中山がジャニーズ事務所のオーディションを受けようとすると、ジャニー社長が中山を覚えており、「YOUは受けなくていいよ」「YOUはもう受かってるんだから」と、オーディション参加を断られてしまったというエピソードを、出演したテレビ番組で明かしている。

「中山のことは、もう目に入れても痛くないという言葉がぴったりなほど、ジャニー社長は大のお気に入りなのでしょう。踊りや発声のレッスンを適当にやるタレントが大嫌いなジャニー社長は、踊りのレッスンを『私用があるから』と勝手に帰った中山に対して『ユーマ帰ったの? 私用がある? それは“しようがないな”』とダジャレを飛ばして笑っていました。

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