勉強漬けの毎日を送る大学受験と慣れない面接が何度もあってきつい就活。どちらも進路を決める人生の山場ですが、それぞれ違う大変さがありますよね。今回は就活を終えた大学生のみなさんに、大学受験と就活ならどちらのほうがよりつらかったか調査してみました。
Q.就活と大学受験のどちらがつらかったですか?
就活……84人(64.6%)
大学受験……46人(35.4%)
就活のほうがつらかったと答えた人が約6割という結果になりました。それぞれつらかった理由について聞いてみましょう。
<就活のほうがつらかった理由>
■なにが正解なのかわからない
・受験はやらなきゃいけないこと(点数・成績を伸ばすなど)が明確だったが、就活はなにが正解なのかずっと探りながら失敗を繰り返していかなければならなかったから(女性/22歳/大学4年生)
・勉強には答えがあるしがんばれば成果が出るけど、就活は答えがないしがんばっても成果が出なかったりするから(女性/21歳/大学4年生)
受験は合格するための基準が数値化されているのでわかりやすいですね。就活面接の合格ラインは数値化できないので、なにが答えかわからないのが嫌なところです。
■面接などが苦手
・勉強は得意だが、面接やディスカッションは苦手だから(女性/22歳/大学4年生)
・大学受験は筆記だけだから楽だった(女性/22歳/大学4年生)
初対面の人と話をしたり、自分自身のことをアピールしたりするのは、慣れていないとかなり大変ですよね。面接でただでさえ緊張しているのですから、うまく答えられないことも……。