そこで今回は、テレビショッピングやバラエティー番組でおなじみのカリスマ実演販売士・レジェンド松下さんに、人を引き付ける上手な話し方のコツを聞いてみました!
■上手な話し方のコツ1 「相手に話を聞いてもらえる空気づくり」を心掛ける
――松下さんが実演販売される際、どんなことを考えて話されているのですか?
松下さん 「相手のことしか考えていない」と言ってもいいくらい、相手のことを考えて話しています。例えばですが、私たちは商品を見つけてきてお客さんに買ってもらうのですけど、もちろん買いたくない人もいるわけですよ。そうした人たちが「ちゃんと断れる」ような流れもつくります。
――それはなぜですか?
松下さん 無理やり売るのでは駄目ですからね。簡単に断れない人もいますから、そうした人のために「断れる空気」をつくることも大事です。「これはまず売れない」という商品を最初に出すこともありますよ。「これどうですか? 買わないですよね?」といった感じで……。実演販売では、こうした現場の空気づくりが本当に大事なんです。
――空気づくりで売り上げも変わってくるものですか?
松下さん かなり変わってきます。私たちはアドリブではなく、決められた構成で話をしているのですが、同じ内容の話をしたとしても、1個も売れないこともあれば、集まった人全員が買うこともあります。その違いはやはり空気づくりの差だと言えます。自分に有利な空気をつくり出すことで、場をある程度コントロールすることも可能です。