ドローンの物流輸送に挑むエンルートの実験機【ジャパン・ドローン2017】

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ドローンの物流輸送に挑むエンルートの実験機【ジャパン・ドローン2017】

撮影:平塚直樹

ドローンの活用で注目されている分野のひとつが物流輸送。

アメリカのAmazonはじめ、国内でもヤマト運輸や楽天など各社が導入を検討しているのはご存じの通りだ。

そんな中、3月23日〜3月25日に千葉県・幕張メッセで開催された展示会「ジャパン・ドローン2017」には、ドローン機体メーカー「エンルート」が物流輸送の実証実験を行っている実験用ドローンを展示していた。


■ H型フレームで荷物を安定して運ぶ

ブース内には、まず日本郵便と共同開発している同社のプロトタイプ『Zion EX700』(下)を展示。

撮影:平塚直樹

このモデルには物資輸送用アタッチメントを装備、小包など主に郵便物の輸送用に特殊加工を施した仕様だ。

サイズは1,157mm×1,157mm×201mmで、最大飛行時間60分、最大飛行距離は45,000mだ。

撮影:平塚直樹

会場には、より大型の『Zion EX1100』(下)も展示。こちらは、より積載量が多いタイプで、最大10kgの荷物運搬が可能だ。

サイズは1,488mm×1,488mm×306mmで、最大飛行時間は約30分、最大飛行距離は30,000mだ。

撮影:平塚直樹

これらモデルの特徴は、一般的なドローンのフレームがX型(下はエンルートZion QC730)を採用するのに対し、H型とすることで積載する荷物との設置面積をアップ。

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