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いまでは珍しくない、タッチパネルタイプの自動販売機。学生の頃に初めて遭遇した私は、その動作や見た目がSF映画のようで無邪気にワクワクしたことを覚えている。
のちに社会人になり、広告関係の仕事で「あのタイプの自動販売機はセンサーがついていて、購入者によって表示するドリンクを変えている」と知りさらに驚いた。どうりで、昔は『カルピス』や『午後の紅茶』が表示されていたのに、いつのまにか『オロナミンC』や「無糖ブラックコーヒー」など渋いチョイスになったわけだ。
一方、チェーン店の商品棚で「いま売れてます!」「店長のおすすめ」というポップを見かけても、いまひとつ納得できない。
そこで手元のスマホで「商品名 口コミ」とすかさず検索する。あるいは、「誰かおすすめの○○知らない?」とSNSに書き込む。
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店員さんに聞けばいいのだが全員が接客のプロではないし、たいてい「あとはお好みですね」と締めくくられて、決定打に欠ける。
そして、タッチパネル式自販機を思い出して「あの機能がどの店にもあったらいいのに」と思ってしまう。
■ 客の動きから「察する」リアルトラッキングツール
たとえば、『ESASY(エサシー)』という、店舗に設置できるトラッキングツールが登場している。
ESASYは顧客の閲覧時間、距離、位置を取得し「関心度」を複合的に評価するツールだ。
商品棚がすべてディスプレイ化したショップは、再生時刻と突き合わせて、コンテンツ単位の視聴率算出が可能。だからポスターやディスプレイがどれだけ売り上げに貢献したのか、ディスプレイが変わることで来店者の興味がどのように変化したのか、といった「リアルABテスト」などが、ESASYでおこなえる。