栗ざんまい!栗と北斎の街、長野・小布施で和の情緒を感じる旅

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栗ざんまい!栗と北斎の街、長野・小布施で和の情緒を感じる旅

日本アルプスの山々や国宝の松本城などで知られる長野県。全国的に名の知られた観光地以外にも、古き良き日本の伝統文化が残る魅力ある街々があります。

そのひとつが長野市から気軽に日帰り旅行が可能な小布施(おぶせ)。江戸への献上栗の産地であったことから栗の街、また葛飾北斎が晩年を過ごしたことから、北斎の街としても知られています。

歴史と文化が薫る街並みは、「信州の小京都」とも呼ばれ、情緒たっぷり。多くの文化人に愛された、風情ある街並みをゆっくりと散策してみましょう。

・日常に溶け込んだ歴史的な街並み

小布施の街を歩けば、あちこちでかやぶき屋根や、格子が美しい日本建築に出会います。しかも、それらが観光地らしくよそ行きの表情をしているのではなく、日常の風景にさりげなく溶け込んでいるのです。

栗の間伐材が敷き詰められた栗の小径や、徳川幕府の代官所が置かれた陣屋小路など、小さな通りも趣満点です。

・「北斎館」で祭屋台の天井絵を鑑賞

小布施は、晩年の葛飾北斎が多くの作品を残した北斎ゆかりの地。「北斎館」では、肉筆画をはじめ常時100点ほどの北斎作品を展示しており、浮世絵のイメージが強い北斎の新たな魅力に触れられます。

なかでも、半年の歳月をかけて描いた龍と鳳凰の祭り屋台の天井画は必見。「陽」として描かれた龍と、「陰」の鳳凰が対になった見事な色彩の作品は、躍動感に満ちています。

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