【プロ野球】《球界マスコット事件簿・2017春》ジャビットが警察署長!? つば九郎は一日店“鳥”……

つば九郎は一日店“鳥”……

 開幕から間もなく1カ月。スタートダッシュに成功した球団、選手の好不調など、今季の傾向を見定めるのには頃合いだ。

 それは選手だけでなく、今や球界に欠かせない「球団マスコット」たちの目立ち具合を探るのでも同様。今年ここまでのマスコット事情、注目点を総ざらいしてみたい。

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■ドアラの「自虐日替わり広告」大好評!

 今季の開幕時、マスコット的にもっとも話題を集めたのは間違いなく中日のドアラだった。3月31日の開幕日に向けて、中日新聞、中日スポーツにドアラの「自虐広告」が日替わりで掲載されたのだ。

 ビジュアルコンセプトは「鯉に食べられた」(3月27日付)→「星があたった」(3月28日付)→「虎に噛まれた」(3月29日付)→「燕につばまれた」(3月30日付)→「巨大な足に踏みつぶされそう」(3月31日付)というもの。そこから、「ドアラのカタキをうって」(31日のみ「ドアラをたすけて」)というコピーに落ちていく。

 この手の他球団を揶揄したようなビジュアル訴求は、これまでロッテの独壇場だったが、今回、中日がドアラを使って参戦してきたわけだ。交流戦前にはパ・リーグ相手に同様の広告ネタを仕込んでくる可能性もある。引き続き注視していきたい。

■今年も人気継続。バファローズポンタ

 昨年、球界に新たに加わったマスコットといえば、オリックスのWEB上応援キャラクター「バファローズポンタ」。本を出せばすぐにシリーズ化(『バファローズポンタのおうえん絵日記』)される人気で今季も継続採用が決まった。

 4月7日、そんなバファローズポンタの「2017年・新ユニフォーム着用版ぬいぐるみ」が発売されると、オンラインショップで用意していた300個がたった7分で完売! ポンタ人気は今年も健在。いや、さらにパワーアップしている感がある。

 ちなみに、開幕直前に開催されたオリックス大好き芸人によるトークイベント『オリックス・バファローズを10倍楽しく応援するトークSHOW』で、ハイヒール・モモコが登壇。今季のオリックスの見どころとして「バファローズポンタのツイッター」を紹介していた。ポンタ完売の裏には、モモコ効果があったのかもしれない。

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