スペイン・バルセロナで開催されている「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/4月24~30日/賞金総額232万4905ユーロ/クレーコート)のシングルス1回戦で、ダニエル太郎(エイブル)がニコラス・バシラシビリ(グルジア)に3-6 1-6で敗れた。ダニエルは予選2試合を勝ち抜いて本戦入りを果たしていたが、この日は一度も試合の主導権を握ることができず。「自分のやるべきテニスを見つけられなかった」という試合後の言葉が映すように、やや道に迷った様子のまま、後半には集中力も切れて引き離された。
◇ ◇ ◇最初にブレークを果たしたのは、ダニエルのほうだった。とはいえ「そのときですら相手のミスかウィナーかという感じで、自分のテニスができていなかった」と、試合の舵は一度も本当の意味でダニエルの手には渡らなかった。
次のゲームでたちまちブレークバックされたあと、3-3からの相手のサービスでふたたび2つのブレークポイントを握るも、自らのアンフォーストエラー、そして少しでも返球が甘くなれば叩いてくるバシラシビリの強打に押され、ものにすることができず。ドロップショットでこのゲームをキープされ、次の自分のサービスゲームでも相手の強打とミスのはざまで自分のリズムをつかむことができないまま、ふたたびブレークを許した。
「最初のほうはまあまあだったと思うが、3-3からのブレークチャンスをものにできず、3-4で僕のゲームポイントがあったのにそこも取れず、3-5からの相手サーブであったブレークポイントもものにできなかった。それで少しがっかりしてしまったところ、第2セットの第1ゲームで40-30までいきながらまたブレークされ、それでメンタル的に崩れてしまった。相手ももちろんいいプレーをしてきたが、それらすべての要素を合わせ、やられてしまった」と試合後、ダニエルは振り返った。
実際、食い下がって少なくともスコア的についていった第1セットとは違い、第2セットに入るとダニエルのミスは格段に早くなり、あっという間に0-4と引き離された。第5ゲームではアングルショットのあとにパッシングで抜くなどしてやっとサービスをキープしたが、次のゲームで得たブレークポイントもバックのリターンミスで逃すことに。