ポルトガルの首都・リスボンは、「7つの丘の街」と称されるほど坂の多い街。起伏の多いリスボンでは、地図で見るとわずかな距離でも、実際に歩いてみると思いのほか大変なことも少なくありません。
そんなリスボンで大いに活躍しているのが、坂を上り下りするケーブルカー。レトロなケーブルカーに乗って、高台からのリスボンの絶景を楽しんでみませんか。
リスボンには、グロリア線、ラヴラ線、ビッカ線、3つのケーブルカーの路線がありますが、高台からの眺望を楽しみたいときに重宝するのが、グロリア線。レスタウラドーレス広場前のフォス宮脇から、バイロ・アルトへと向かいます。
日本ではあまりお目にかかることのないケーブルカー。ノスタルジックな光景に旅情が盛り上がります。
なお、ケーブルカーの運賃は車内で現金で払うと割高になるので、リスボンの市内交通カード「ヴィヴァ・ヴィアジェン」をプリペイドカードとして使うか、乗り放題券として使うのがおすすめです。
ガタゴトと音を立てて坂を上るケーブルカー。
途中、ストリートアートを制作している現場に出会いました。時間に余裕がある場合は、帰りはアートを楽しみながら歩いて下りるのもいいですね。