『恋愛は美しい誤解である』
これは、ある巧妙な作家の言葉です。
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ある意味、核心をついているとは思います。
恋の恋する若い世代の女性たちは、ひとつの恋が終わったとき、まるで夢から覚めたように“美しい誤解”に気づくのでしょう。
実は、冒頭の言葉には続きがあります。
『結婚は、恋愛が美しい誤解であったということへの、惨憺たる理解』
さすが文学者の言葉だけに、この皮肉には妙な説得力があります。
しかし、私は別の考えを持っています。
『恋愛が“美しい理解”に育っていけば、おのずと未来は変わってくるはず』だと。
確かに理想と現実は違います。
けれども愛し合う男女が理想を語り合い、努力して、理想を現実に近づけて欲しいと思うのです。
その過程で何よりも大切なのは、「私のことをわかって!」ではなく、「あなたのことがもっと知りたい」という温かくてやさしい気持ちです。