小池百合子 新党をめぐる「醜悪すぎる公認争い」(1)怪文書やデマメールが飛び交い…

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小池百合子 新党をめぐる「醜悪すぎる公認争い」(1)怪文書やデマメールが飛び交い…

 今年7月に控える東京都議会議員選挙を巡って、水面下でヒートアップしているのが、小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」の公認獲得合戦だ。現在も「小池塾」の塾生を中心に公認候補の選定を進める中、有力候補への怪文書騒動が発覚。さらには、悪質な詐欺メールが塾生に送りつけられるなど“被害”も出ているのだ──。

 いよいよ2カ月後に迫ってきた東京都都議会議員選挙(6月23日告示、7月2日投開票)に向けて、急ピッチで公認候補の選出を進めているのが、小池百合子都知事(64)率いる「都民ファーストの会」である。何しろ、小池都政の安定運営のためには現在、自民党が定数127議席中58議席を占める都議会で、64議席以上の過半数獲得が至上命題。4月30日現在では、37人の公認に加え、9人の無所属候補の推薦をしただけに、残りの公認候補を巡っては水面下で熾烈な“椅子取りゲーム”が繰り広げられているというのである。「都民ファーストの会」に近い政界関係者が明かす。

「今月3日に都民ファーストの会の野田数代表が『公認候補と推薦する無所属候補の合計が60人ほどになる』と明言。つまり立候補希望者にとっては“小池公認”の残り枠はおよそ20席ほどしかない。それだけに、選挙の期日が迫ってきた現在、公認を巡る内部抗争が激しさを増しています」

 中でも、今年1月に鳴り物入りでスタートした小池都知事の政治塾「希望の塾」は、参加者の中から都議会議員選挙の候補者を選出するというフレコミもあって、予備試験を実に1600人が受験したほど。

「何としても公認候補になりたいと野心を持って集まった顔ぶれはとにかく雑多で、政界入りを目指す一般人から著名人、現職議員らが小池旋風に乗っかろうと続々参加しただけに、参加者同士のエゲツない足の引っ張り合いが行われているんです」(前出・政界関係者)

 とりわけ多いケースが、噂段階でも公認が有力とされている候補に対する出所不明の“告発メール”だ。

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