浦和レッズ森脇良太「差別発言」曖昧な裁定

| まいじつ
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サッカーJリーグの浦和レッズに所属する森脇良太が、5月4日の鹿島アントラーズとの試合中に、鹿島の選手に対し「口がくさい」と発言した件で、Jリーグは森脇を2試合出場停止の処分を下した。一応の決着がついたのだが、いまだに森脇と浦和に対しての批判の声は沈静化していない。

その理由として、森脇が過去にもそうした言動を行っていたという、鹿島の小笠原満男やレオ・シルバの証言や、森脇の言い分に食い違いがあったことが挙げられる。

鹿島側の主張を要約すると次の通りだ。

《森脇選手がレオ・シルバ選手に「くせえな、お前」と発言した》
《小笠原選手が「おまえだけは入ってくんじゃねぇ、ボケ」と発言した事実はなく、森脇選手が嘘をついている》
《森脇選手は過去にカイオ選手やダヴィ選手にも同様の発言をした》

一方、浦和側の主張は以下の通りだ。

《森脇選手は小笠原選手に「おまえだけは入ってくんじゃねぇ、ボケ」と言われたので、「口がくさい」と言い返したのみ》
《森脇選手はレオ・シルバ選手には何も言っていない》
《小笠原選手は嘘をついている》

このように、明らかに違いが見られるのだ。

だが、インターネット上では森脇の証言に嘘があったことや、森脇が鼻をつまんでいたこと、同僚の那須大亮が森脇に「お前が悪い」と断罪している動画が投稿され、浦和と森脇の意見が違うことが明らかになっている。このことを知っているサポーターが処分に納得していないのだろう。

浦和は過去に「無観客試合」も

浦和は過去にも、こうした暴言や差別的な行動を行っている。2010年5月15日のベガルタ仙台戦で、元北朝鮮代表のMF梁勇基に対して数名のサポーターが人種差別的な発言を行い、けん責と制裁金500万円が科されていることも、さかのぼって問題視された。当時の村井満Jリーグチェアマンは、こうした体質が改善されなければ、勝ち点の減免やJ2への強制降格も視野に入るとまで言及していた。

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