みなさんの生活に必要不可欠な薬剤師というお仕事。薬剤師は医薬品についての深い知識が求められる仕事で、その専門性のため、なるのがけっこう難しい仕事でもあります。今回は、薬剤師になるにはどうすればいいか、また薬剤師とはどんな仕事かについてご紹介します。
■薬剤師の仕事とは
「薬剤師」は医薬品の専門家で、国家資格となっています。医師の処方箋を受けて、調剤を行い、患者に医薬品を供与します。また、患者に処方された医薬品の説明を行うことも大事な仕事です。
日本では、医薬品は、医師の処方箋の下でしか入手できない「医療用医薬品」(処方薬といわれます)と、薬局などで購入できる「一般用医薬品」(OTC医薬品)の2つに分かれます。一般用医薬品の中には、薬剤師の管理の下でしか販売、受け渡しができない「第1類医薬品」、薬剤師または登録販売者が常駐する店舗でしか販売、受け渡しができない「第2類医薬品」といった分類もあります。薬剤師は医療用医薬品、一般用医薬品の両方を扱える医薬品のプロなのです。
■薬剤師になるには?
薬剤師になるには、「薬剤師国家試験」に合格しなければなりません。また、この薬剤師国家試験は誰でも受けられるものではないのです。『薬剤師法』は、薬剤師国家試験の受験資格について下のように定めています。
第十五条 試験は、次の各号のいずれかに該当する者でなければ、受けることができない。
一 学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)に基づく大学において、薬学の正規の課程(同法第八十七条第二項 に規定するものに限る。