7月2日に投開票が行われた東京都議会議員選挙。小池百合子東京都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝した。「自民党と都民ファーストの一騎打ちとなった今回の都議選ですが、小池さんには強い追い風が吹いていましたね。森友、加計の両学園の疑惑に加え、豊田真由子衆院議員のパワハラ騒動、稲田朋美防衛相の“自衛隊としてお願い”発言などで、有権者は自民党に不信感を覚えたはずです。小池さんも、こうした情勢を敏感にとらえていたからこそ、選挙後に予定していた新市場問題に対する決着表明を“前倒し”して強行したんです」(全国紙政治部記者)
現在は勝利の美酒に酔っているであろう小池知事。ただ、その脳裏には早くも次なる奇策が準備されているという。「小池さんは都知事就任直後から、“東京五輪後に国政進出する”というシナリオを側近に明かしていたといいますが、都議選に勝利したことで、計画を前倒しするようなんです」(前同)
それは、早ければ今秋にも実行されるという。「悲願の憲法改正のため、長期政権を維持したい安倍晋三首相は、現在の支持率低下を8月初旬の内閣改造で立て直そうとしています。そして、ほとぼりが冷めたところで衆院解散に打って出る思惑があるんです」(永田町関係者)
ただ、世論を、かつての安倍一強時代のものに戻すことは難しいはず。「敵が弱っているときこそ、攻め込むタイミング。絶妙の勝負勘を持つ小池さんですから、この機を逃さず衆院選に参戦するでしょう」(前同)
しかし、都民ファーストの会は地域政党。国政での基盤はないに等しい。「都議会では、公明党が自民と袂を分かって小池さんにつきましたからね。憲法改正に反対の公明党が、解散を機に国政でも自民と離婚し、小池さんに合流する可能性は大いにある」(同)
さらには、こんな仰天プランもあるという。「“希望の塾”を立ち上げたあたりから、民進党が小池さんに接近しているのは事実。反安倍を旗印に、小池さんが民進党を取り込んでしまうのではないかという噂もあるんです。蓮舫代表の更迭の噂が絶えない民進党だけに、これは大いにありえます。そうなれば、瀕死状態の民進党に辟易としているリベラル層を一気に取り込むこともできますね」(前出の永田町関係者)
さらには、日本維新の会を離党した渡辺喜美氏が小池知事の支持を表明したことで、保守層の議員が合流しやすくなったという。「小池シンパの野田聖子氏や石破茂氏ら、自民党内でくすぶっている反安倍勢力が、党を割って出て小池さんにつく可能性もゼロではない。つまり、きたる衆院選で小池さんが立ち上がれば、永田町の“アンチ安倍派”が小池氏の下に結集できるわけです」(前同)
都議会を平らげた小池知事は、国会にも手を突っ込み、傾きかけた安倍一強体制にも風穴をあけてしまうのだろうか!?
小池都知事「次は安倍自民撃退」国政進出シナリオ
2017.07.11 12:00
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