皆さんの中で、誤って銀紙を噛んでしまい「キーン」という嫌な歯の痛みや味などの経験をされた人は多いのではないでしょうか?
この現象は「ガルバニー電流」と呼ばれ、銀歯などが原因となることもあり、きちんと対処しないと体へ悪影響を起こすことがあります。
今回は歯科医師の彦坂先生にガルバニー電流について、詳しく解説をお願いいたしました。
ガルバニー電流とは
口腔内にイオン化傾向の異なる異種金属が存在することで、非常に弱い電流が流れる事をガルバニー電流と言います。
ガルバニー電流が起こる原因/メカニズム
イオン化傾向の異なる金属が、金属イオンとなって溶けだし、唾液を介して微細な電流となってしまうことで起きます。
ガルバニー電流による症状
症状には個人差がありますが、口腔内がネバネバしたような感じになったり、味覚が変化したりという症状があります。