平行線が斜めに見える目の錯覚「カフェウォール錯視」を体感しよう!※追記あり

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平行線が斜めに見える目の錯覚「カフェウォール錯視」を体感しよう!※追記あり

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 下の図の水平(横)のバーは曲がったり、斜めになっているように見えないだろうか?だが、ペンや定規などを当ててチェックしてみてほしい。

 バーは実際にはまっすぐで、すべて平行だ。

 これは「カフェウォール錯視」と呼ばれるもので、ターゲットパターン(ダーツの的のような同心円状の模様)や、列、色がさまざまに合わさると、脳が錯覚を起こして、バーが斜めになっているように勘違いするのだ。

・カフェウォール錯視
 この錯視を作ったのは、アメリカ・ジョージア州ロズウェル出身のプロのマジシャンでイリュージョンアーティストのヴィクトリア・スカイ氏(58)である。

 スカイによると、これは「カフェウォール錯視」に基づいた作品で、来年のベスト・イリュージョン・コンテストに出品する予定だという。

 この錯視のポイントは、それぞれのバーが交差するところの四隅にある白黒のダイヤ柄である。このバーを直立して見ると、ダイヤが交互になった四角が見えるだろう。

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 これが錯覚を引き起こしているのだ。長年、数えきれないくらい多くの錯視を見てきて、自分独自の作品を作り上げたというスカイ氏。

 スカイ氏の作品は、カフェ・ウォール錯視がベースとなっている。

 イギリス、ブリストルにあるカフェの壁に見られるレンガ模様からヒントを得て、リチャード・グレゴリーが作って有名になったオリジナルのカフェウォール錯視と、同じ基調効果を使って数多くのさまざまな錯視アートを手掛けてきた北岡明佳氏の作品をミックスさせたそうだ。
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