天才テリー伊藤対談「せんだみつお」(3)辛い時胸に染みた長嶋さんの気遣い

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天才テリー伊藤対談「せんだみつお」(3)辛い時胸に染みた長嶋さんの気遣い

せんだ この間、徳光(和夫)さんが司会を務めていたあるパーティに長嶋茂雄さんがいらしてたんだけど、途中で熱を出して帰っちゃったの。だから徳光さん、翌日に長嶋さんのところに「大丈夫ですか?」って電話したんだって。

テリー うんうん。

せんだ それでね、長嶋さんが「徳さん、ごめんね。ちょっと熱が高くなっちゃって」って言うから、「何度まで上がりました?」って聞いたら「3割8度2分」って言ったって。

テリー アハハハハ!

せんだ それ、徳光さんに「ウケ狙いで言ったのか、それとも言い間違えたのかな?」って聞かれたんだけど、テリーさんはどう思います?

テリー 俺はウケ狙いじゃないと思うけどね。頭の中が野球のことでいっぱいの人だから。

せんだ やっぱり、そうですよね?

テリー うん。せんださんはミスターと仲いいんだよな、うらやましいよ。いつからのおつきあい?

せんだ 1回目の監督を辞めたあとだから、もう24年ぐらい前から。いろいろと優しくしてくれてね。僕が不祥事で謹慎していた時も、心配して電話をくれたんですよ。

テリー 車をぶつけた時?

せんだ そうそう、あの時。ちょうど2000年、巨人軍が優勝した年なんです。

テリー それ、ミスターの最後の優勝ですよ。

せんだ そのあと、紅白歌合戦の審査員をなさってね。僕は、とあるところに泊まっていたから、見られなかったんですけどね。

テリー 留置場だね(笑)。

せんだ そうです(苦笑)。忘れもしない、52歳の時ですよ。

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