慰安婦問題の少女像は「金のなる木」誰にも止められない

| まいじつ
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韓国のソウルで、従軍慰安婦の少女像を座席に置いた路線バスが運行を始めた。同市内の日本大使館近くを通る路線で、9月末まで運行されるという。

「韓国は左翼政権の誕生で、労働組合と慰安婦像設置運動を物心両面で進める韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)がタッグを組みました。今後も少女像が鉄道や地下鉄の駅などに設置されるに違いありません。日本の小学校にある『二宮金次郎像』と同じような感覚なのでしょう」(韓国ウオッチャー)

すでにアメリカやオーストラリアだけでなく、ヨーロッパの各国にまで“輸出”されている少女像、韓国社会に広がる一種の“告発”文化になっている以上、もう誰にも止められない。

「少女像は、先の大戦中に朝鮮半島で一般的だった三つ編みではなく、ざくざくと短く切られた髪型です。これには、無理矢理連れ去られたことを表し、握りしめた手は1日でも早く日本政府から謝罪を勝ち取るという気持ち、そして裸足なのは被害を受けた元慰安婦のハルモニたちの苦労をそれぞれ象徴しています」(同・ウオッチャー)

こういった少女像は、犠牲者を慰霊するために造られている訳ではない。

日本を告発するために作られ続ける少女像

「韓国では『徴用工像』(労働者像)も建立されていますが、問題はその建立の目的です。少女像も徴用工像も、日本統治時代に“強制労働”や“強制売春”を強いられた韓国人を象徴しており、韓国人の目的は犠牲者を慰霊することではなく『われわれを犠牲にした日本を告発する』という目的で建立されているのです。肝心要の犠牲者への慰霊が完全に欠如しています」(同・ウオッチャー)

少女像を作り続け、韓国の市民団体の間で英雄視されるのは、キム・ウンソン、ソギョン夫妻だ。しかもこの像は当初、慰安婦少女像ではなかった。

「本来の少女像には2つ目の席があり、実際にふたりの少女が座っている像がありました。

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