「花の都」として世界中の人々から賞賛されているフランス・パリ。
ミシュランの星が与えられたレストランの数でも東京に次いで世界第2位であるパリは、やはりヨーロッパにおける食文化の中心の1つといっても過言ではありません。
そんなパリの街中に「伝説のレストラン」と呼ばれる大衆食堂がある事をご存知でしょうか?
それが、今回ご紹介する大衆食堂「Bouillon CHARTIER (ブイヨン シャルティエ)」。
ビジネスマンが多く行き来する金融街の真中心に位置するグラン・ブールバール駅から徒歩1分ほどにあるこのレストランは、1896年にChartier(シャルティエ)兄弟によって創業されました。
店内は、19世紀末から第一次世界大戦勃発(1914年)までのパリが繁栄した華やかな時代(ベル・エポック)に生まれた内装となっており、当時の文化や雰囲気がそのまま残っています。
店内はかなり広いのにもかかわらず、いつも大盛況となっていますし、お昼時ともなると行列ができるほどのお客さんでいっぱいです。
こちらのお店は予約などを受け付けていないので、行列待ちを避けたい場合は開店前に出向くのがオススメ。また、3名以下で入店する際は、ほとんどの場合が相席になるというお店のため、地元パリの知らない人との会話を楽しめるかもしれません。