ボートレース ここ数年で女子の勢力図が一変!

| 週刊実話
ボートレース ここ数年で女子の勢力図が一変!

 今年のボートレース界、特に女子は、世代交代の波が強烈である。長らく代表格の座は日高逸子、山川美由紀、寺田千恵の3人だったが、ここ数年で勢力図が変わってきた。

 特に今年は、銘柄級を凌ぐ勢力が本格的に表舞台で結果を残すようになってきた。中堅世代では長嶋万記、そして新興勢力では小野生奈、遠藤エミといったところがSGでも活躍し、SG優出という目標も現実味を帯びるほどだ。特に印象的だったのが、7月のSGオーシャンC。小野と遠藤はともに予選突破。準優でも小野は一度2番手を狙える立場に。そして遠藤は、シリーズリーダー・篠崎仁志のイン戦を2コースからの豪快なジカ捲りから、篠崎を沈めにかかった。あの戦いぶりは大きな可能性を予感させるものだった。

 26日まで下関のSGチャレンジカップに出場している小野は、現在の女子賞金ロード首位をひた走る。余程の事がない限り、賞金トップでクイーンズクライマックスに出場する事になりそう。今年は自身初となるプレミアムGIを制覇し、SGでも見せ場を作った。このまま突っ走る可能性は大だ。

 また、長嶋は、11月13日現在で今年の1着本数が99。2位の原田幸哉がF休みのため、事実上トップの吉川昭男を超えられるかの勝負となりそう。女子選手で最多勝利選手となれば快挙。こちらも今後が楽しみである。

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