ヤンキースには行かない! 大谷翔平は浪花節で去就を決める

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ヤンキースには行かない! 大谷翔平は浪花節で去就を決める

 ポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を目指す大谷翔平投手(23)が“意思表示”をした。ヤンキース、お断り…。興行的に大規模市場にある東地区の球団は希望していないという。12月3日(現地時間)、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMも地元メディアの取材に応じ、「我々は除外された。終わった」とコメントしたことで、近日中にも大谷が希望する米球団名も表明されそうだ。

 この大谷の意思表示だが、日本ハム球団の影響を強く受けていたようだ。

「野茂英雄氏の長男が球団通訳を務めています。野茂氏はメジャー7球団を渡り歩き、現在もパドレスのアドバイザーという肩書を持っています。それから、木田優夫氏もいますからね」(ベテラン記者)

 木田氏は先のドラフト会議で清宮幸太郎の抽選クジを引き当て、一躍「時の人」となった。肩書はゼネラルマネージャー補佐、メジャーリーグだけではなく、日本の独立リーグにも在籍した経験豊富なプロ野球OBであり、シーズンオフはバラエティー番組にも出演し、芸能人との交流も深い。その木田氏の影響を指摘する声が多く聞かれた。

「木田氏は清宮を引き当てた後もタレント名を出して、その人の助言のおかげとか言っていたように、『軽いイメージ』もある。でも、本当は、野球界全体のこと、プロ野球の今後について深く考えている人なんです」(球界関係者)

 木田氏はドジャースで強い衝撃を受けたとされている。ド軍の往年のプレーヤーに、ジャッキー・ロビンソンがいる。有色人種のメジャーリーグ参加の道を切り開いた功績は有名だが、ド軍は新入団選手に必ずその話をするそうだ。

「ド軍の所有施設にゴルフ場があったんです。『なぜ、ゴルフ場があるのか』を説明するんです。有色人種のジャッキー・ロビンソンが差別を受け、オフのチーム納会で彼だけがゴルフ場に入れなかったこともあり、だったら、自分たちでゴルフ場を造ってしまおう、と。そういうメジャーリーグの歴史を教えられるんです。木田氏はメジャーリーグの歴史、伝統を大切に捉えています」(前出・同)

 日ハム内では「大谷の本命はドジャース」と見る向きがある。木田氏の影響だろう。

 また、こんな情報も聞かれた。“浪花節”である。

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