天皇陛下の愛車、ホンダ・インテグラってどんな車!?

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天皇陛下の愛車、ホンダ・インテグラってどんな車!?

天皇家の御料車といえば、センチュリーを思い浮かべる人が多いでしょうし、マニアックな方ならデイムラー1910リムジンと即答できる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実は天皇陛下はご自分で運転されることもご趣味でいらっしゃるのです。

一時、ニュースにもなりましたから覚えている方もいらっしゃるかもしれません。天皇陛下がご自分で運転される車というのは、意外にもホンダのインテグラという車なのです。

ホンダ・インテグラ、懐かしく感じる方もいらっしゃるでしょう。今では名前はなくなってしまいましたが、その実質的後継車種であるCR-Zの名前は、皆様もご存知ではないでしょうか。

今回の記事では、天皇陛下もご愛用のホンダ・インテグラ、そしてその後継のCR-Zの2台をについてピックアップ。ホンダの名車に詳しく迫っていきます。

ホンダの新車・中古車を探すならこちらから! ■皇族が乗られるクルマ、「御料車」って何?

ホンダ・インテグラの説明の前に、まず御料車について解説しましょう。

photo by Marty B(CC 表示-継承 2.0)

御料車とは、天皇陛下や皇族が乗るためのクルマです。「菊の自動車」とも呼ばれており、ナンバープレートの位置と後部ドアの付近に天皇家を示す菊の御紋が記されているのが特色です。

元々御料車には馬車が使われていましたが、1912年(大正元年)、大正天皇の即位時にイギリスから輸入されたデイムラーが初めて自動車の御料車となりました。以降、6車種が歴代の御料車として採用されており、現在の6代目となる御料車は2006年に導入されたトヨタ・センチュリーロイヤルとなっています。

■ホンダ・インテグラってどんな車!?

さて、ここからは今上天皇がご趣味で個人利用されているホンダ・インテグラについて語っていきましょう。

ホンダ・インテグラはそれまであったクイントという車種が1985年にフルモデルチェンジしたところが起源となります。もともとクイントはアコードとシビックの中間的存在として位置づけられ、ワゴン風5ドアハッチバックとして人気を博しました。

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