ストレス社会に光?「座れる通勤列車」 私鉄各社の取り組みをまとめてみた

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日本民営鉄道協会に加盟する16の鉄道会社を中心に調べてみました

ただでさえ日々の業務のストレスと戦う日本の労働者は、出勤時にもストレスのかかる通勤ラッシュと戦っている。電車の混雑もあって席に座れることが少ない中、疲労を抱えた労働者の顔色は一様に暗い。

そういった状況を勘案してか、私鉄各社では「座れる通勤列車」の導入が目立つ。また、東京のみならず大阪の私鉄各社でも動きが見られる。

高級さが売りの列車も
日本民営鉄道協会に加盟する16の鉄道会社を中心に調べてみました

成田空港へ向かう「スカイライナー」を運行している京成電鉄では、「イブニングライナー」と「モーニングライナー」を運行している。車両は「スカイライナー」と同じで、上野から成田空港までを結ぶ。出勤時と帰宅時にそれぞれ運行する、全席指定の「座れる通勤列車」だ。洗面所やトイレもついており、新幹線さながらの内装で、運賃は普通運賃に特急料金410円(以下、値段はいずれも大人料金)を加えた値段となっている。

「本線」と「東上線」の2系統を持つ東武鉄道では、池袋~小川町を結ぶ「TJライナー」と、浅草~館林間・浅草~会津田島(福島県)間を結ぶ「特急リバティ」を運行。トイレのついていない「TJライナー」では、普通運賃のほか310~410円の「着席整理料金」が必要となる。「特急リバティ」には車いす対応のトイレがついており、高級感漂う内装となっている。

ネット上で「赤い彗星」との異名を持つ京浜急行電鉄では、出勤時の「モーニング・ウィング号」と帰宅時の「ウィング号」を運行。平日2本運行しており、神奈川県の三浦海岸から品川・泉岳寺を結ぶ。上大岡から品川はノンストップで運行している。乗車には普通運賃と、1ヶ月有効な「Wing Pass」(5500円)が必要だ。

西武鉄道では池袋~西武秩父や西武新宿~本川越を結ぶ「特急レッドアロー号」を運行。ほかにも、元町中華街~西武秩父間・豊洲~所沢間を運航する「S-TRAIN」もある。いずれも普通運賃のほかに、行き先に応じた特急券が必要となる。

1949年に運行がスタートした「特急ロマンスカー」(新宿~御殿場間・北千住~本厚木間、新宿~片瀬江ノ島間)で知られる小田急電鉄では、現状ではロマンスカーを「座れる通勤列車」として運行している。

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