自動車に乗っていて怖いのは事故だ。例えば運転中に一瞬気がそれて、正面から壁に突っ込んだりしたら、乗っている人間はただでは済まない。そこで、衝突の衝撃を和らげるために、シートベルトやエアバッグといった装置が装備されている。
だが危険なのは自動車だけではない。自宅の庭や家の中を歩いているときだって、かなりの速度で硬いものに衝突する可能性があるのだ。この場合、ぶつかる相手は壁ではなく、地面や床だ。そう、転んだときのことである。
そこで、この「エアバッグ」の出番なのである。これを装着しておけば、転んだことを感知して自動的に膨らみ、股関節の骨を守ってくれるのだ。
特に高齢者は転びやすく、転んだ際には骨折しやすいのでこのエアバッグがあれば最適だろう。
Hip'Air the first wearable airbag hip protector by Helite
・股関節骨折防止用エアバッグ
この高齢者用エアバッグは、フランスの会社 "Helite" の、「ヒップエア(Hip'Air)」という新製品である。2018年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で発表された。
使い方は極めて簡単で、朝起きたら腰に巻くだけだ。装着した人が転倒すると、センサーがそれを感知し、エアバッグを膨らませる。