生まれた時から人は死というゴールに向かって歩き続けていく。その速度の差はあれ、誰にも避けられないのが現実である。
古代ローマの時代から伝わる「メメント・モリ(自分が必ず死ぬことを忘れるな)」は、ともすると忘れがちになりそうな「死」を思い起こさせてくれる言葉である。
逃れられぬ宿命と向き合うことは大切なことであるが、同時に人類はそれを避ける方法をも模索してきた。
医療技術は驚くべき速度で発達しているが、現状では死は免れることはできない。
ところが、人間はやがて不死を手にすると主張する科学者がいる。果たして、その未来学者が主張するように、人は科学技術の力で死を乗り越えられるのであろうか?
・未来学者が予言、人類は2050年までに死を超越する
このような予言をなしたのは、英国コンピュータ協会、芸術科学ワールドアカデミー、世界革新ファンデーションの会員である、エンジニア兼未来学者のイアン・ピアソン氏だ。
同氏は、自身について「10~15年先のことなら85パーセント」の確率で的中させることができると豪語する。そのピアソン氏が、ザ・サン紙のインタビューで人類は2050年までに死を超越すると予言した。それはまず大富豪から始まると……。
いつの日かあなたの体は死ぬ。車に轢かれてかもしれないし、病気のせいかもしれない。だが、そんなことは問題ではない。心は在り続けるからだ。