どんなバッグを持っているんだろう、話が聞きたい。働く女性のカバンの中身が気になって、まず会いたいと思ったのはこの人。表参道にある行きつけの美容室、「AMRITA」のヘアスタイリスト・HINAKOさん。
少し路地に入った閑静な場所に佇むスタイリッシュなサロンに勤める彼女は、コツコツ丁寧に仕事をする人。バッグもおしゃれで彼女らしさが詰まっているにちがいない、と興味を持った。
HINAKOさん(29歳) 表参道のヘアサロン「AMRITA(アムリタ)」のヘアスタイリスト。美容師になるのは学生時代からの夢だったが、洋服も好きでアパレル販売に転向したことも。強い思いで美容師に戻ってからは、サロンワークを中心に、ヘッドスパなどのリラクゼーションメニュー開発にも取り組む。趣味は食べること、旅行などのアクティブなこと。
表参道の街が動き出す朝10時30分。サロンの重厚な扉を開けて元気に出勤してくる彼女が使っているのは、ブルーが映える柄カバン。ハンサムなのにきれいな彼女が持っているのは絶対にひと癖あるバッグだと思っていた。その期待を裏切らない。ぱっと目を引くし、もう絶妙に似合っている。
「このブランドがまだ日本に入ってきていない2年前くらいかな。旅行先のグアムで、このバッグを見つけたんです。コロンビアの伝統的な手法で手づくりされているのがツボ。本当にカラフルで、1点1点が色も柄も全部ちがってどれもいいと思ったんだけど、ひとつ気になる柄に出会って。マチがあってちゃんとモノが入るし、一見弱そうに見えるけど意外と丈夫。ひと目惚れで、日常づかいに重宝するなと思って買いました」
迷いのない物欲センサーが働いたとき、思い切って買うのが吉だ。
「色だと、ブルーが好き。洋服ではあまり柄物を着ないので、どっかひとつ、派手にいきたい。いまはバッグがそんな存在です」
そういう彼女の今日の服装は、グレーのニットに黒のボトムでシックにまとめたモノトーンコーディネート。色物や柄物をあまり着ない分、ワンポイントで遊びを入れるのがHINAKO流。このバランスが彼女の魅力を引き立てているんだなあ。