2018年3月14日水曜日未明、スティーブン・ホーキング博士がケンブリッジの自宅で亡くなった。家族が発表したもので、海外メディア各誌が一斉に報じている。
家族は声明の中で「今日、愛する父が亡くなり、深い悲しみに沈んでいます」と伝えている。
・ホーキング博士の家族の声明
「父は偉大な科学者であり、傑出した人間でした。彼の業績と遺産はこれからもずっと生き続けるでしょう」、「父の勇気と忍耐、聡明さとユーモアは世界中の人々にインスピレーションを与えてきました」と家族はコメントした。
「父はかつてこう申しておりました。『宇宙があなたの愛する人々の故郷でないのならば、それは大したものではない』と」
「これから寂しくなることでしょう」
博士の遺族はプライバシーを尊重して欲しい旨を求めながらも、「ホーキング教授の味方となり、支えてくれた人々」に感謝の念を表明している。
・ホーキング博士、その人
スティーブン・ウィリアム・ホーキングは1942年、オックスフォードで4人兄弟の長男として生まれた。実家はロンドン北部にあったのだが、第二次世界大戦の空襲被害のために、母親がオックスフォードに移り住んだのだった。
オックスフォード大学ユニバーシティ・カレッジの奨学金を得て、物理と化学を専攻した。
ホーキング博士の父は熱帯医学の研究者で、息子にも同じ道を歩んで欲しいと願っていた。博士自身は数学者になりたいと希望していたため、自然科学は必ずしも第一志望ではなかった。