リアル「わらしべ長者」を目指せ! 全長約7mの縄からスタート、沖縄・浦添市の「うらしべ長者」

| Jタウンネット
自治体が取り組む「わらしべ長者」イベントとは(画像はイメージ)

沖縄本島中部と南部のちょうど境目に位置する浦添市(うらそえし)で、「わらしべ長者」のように物々交換を続けるイベント、「うらしべ長者」が実施されていると、2018年3月13日付の沖縄タイムスが報じている。

「わらしべ長者」といえば1本のわらしべ(藁)を偶然手にした男が、その後さまざまな物々交換を重ねていくことで、最終的には大きな屋敷の主人になるという昔話。浦添市でも昔話にあやかって藁の縄から物々交換をスタートしたという。何やら謎めいたこの企画、一体どのような趣旨なのだろうか。


自治体が取り組む「わらしべ長者」イベントとは(画像はイメージ)
「ゆいまーる」の気持ちで市民が参加するイベント

「うらしべ長者」の企画概要は浦添市の公式サイト上から確認することができる。「わらしべ長者」のように市民と物々交換を続けて、最後に抽選でプレゼントする企画とされており、

「自分に不必要な物でも誰かの役に立てるか!? というゆいまーる(互いに助け合い、協力する)の気持ちで、広報誌や市ホームページを通して物々交換に参加してみませんか?」

と参加を呼び掛けている。

交換は月に1回で、参加できるのは浦添市民限定。交換までの流れだが、まず交換を希望する人は、提供する交換物の写真をメールなどで浦添市企画部国際交流課に送る。応募者が多数の場合は市で抽選を行い、当選者は市役所の窓口で物品の交換ができるという。まさしく「わらしべ長者」イベントだ。

単なる物々交換イベントと言ってしまえばそれまでだが、なぜわざわざ市がこのようなイベントに取り組むのだろうか。Jタウンネットが3月13日、国際交流課に取材をしたところ、担当者は「市民共同で取り組むイベントを行いたい」という思いから始めた、と話してくれた。

「これまでにも市民が一体となって参加できるような企画を市から提案してきましたが、今回は何か他の市町村でもやっていないようなことをできないか、と考えこのようなイベントを行うことになりました」

ちなみに最初の交換品は市が用意した全長7メートル以上の藁の縄だという。藁であることは確かだが、規模感が「わらしべ長者」とはかなり違う。このサイズなら、「わらしべ長者」も最終的にはかなり巨大な施設を手に入れられそうな気がする。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
社会