この絵は何に見える?アヒル?ウサギ?イメージに文脈を与えることで見え方が変わることが判明(カナダ研究)

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この絵は何に見える?アヒル?ウサギ?イメージに文脈を与えることで見え方が変わることが判明(カナダ研究)


 まずは上のイラストを見てほしい。何に見えるだろう?

 アヒル?それともウサギ?
 その両方?

 このイラストを目にした瞬間、大半の人にはアヒルとウサギの姿が両方見えることはないそうだ。だが「アヒルがウサギを食べているところを想像せよ」と言われれば、どちらのイメージも見えるようになる。

 このことをカナダ、アルバータ大学の研究者が発見した。

 イメージにそれぞれの文脈が与えられると、脳はそれを理解するために見え方を調整するのだという。

・文脈を与えることで見えなかったイメージが見えてくる

 「イメージにそれぞれの文脈が与えられると、脳はある意味ズームアウトして大きな絵が見えるようになります」と研究を行なった神経科学者カイル・マシューソン博士は説明する。

 マシューソン博士らは、「アヒルがウサギを食べる」といった短い合図が人に文脈を与え、まったく同じイメージが区別されるようになることを明らかにした。

 この合図がなければ、大抵の人はアヒルかウサギのどちらか一方しか見えない。

 さあもう一度見てみよう。アヒルがウサギを食べるように見えるだろう。




・文脈の伝え方で効果も変わる
 
 「この研究は、情報を解釈する脳の働きは、数少ない単語やイメージで操作できることを実証しています」とマシューソン博士は語る。

 研究では、「ウサギのそばのアヒルを想像せよ」という別のよりシンプルなフレーズでも効果があるかどうかも試した。

 しかしこのフレーズではどちらのイメージがアヒルでウサギなのか説明していないため、同じ効果は得られなかった。

 ここから判明したのは、脳に2つの可能性を区別させるには、場面の曖昧さを取り除いてやる必要があるということだ。
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