三代目・林家九蔵襲名騒動で噴出した海老名家「積年の怨念」

| 週刊実話

 国民的演芸番組『笑点』(日本テレビ系)のメンバーの三遊亭好楽(71)の弟子、三遊亭好の助(35)が“三代目・林家九蔵”を襲名することに対し、九代目・林家正蔵(55)と母親の海老名香葉子(84)さんが横槍を入れ白紙となった前代未聞の襲名問題。その裏には、好楽の師匠の故・林家彦六さんへの海老名家の積年の怨念があるのではないかと言われている。

 今年5月に真打に昇進する好の助は、昨年12月、襲名の際に師匠の好楽の前名である“林家九蔵”を襲名することを公表。それに伴って、縁がある関係者宛てに事前に承認を取り付け、襲名披露へ向け着々と準備を進めていた。
 「好楽は1966年、八代目・林家正蔵(のちに彦六)に入門。林家木久扇の弟弟子になって初代・林家九蔵を名乗ったのですが、'82年に師匠の彦六さんが亡くなった後、五代目・三遊亭圓楽門下に移籍し、三遊亭好楽と改めた。しかし、それまで好楽は約16年間にわたって九蔵を名乗っていたことから、周囲の落語家や『笑点』の司会者だった三波伸介さんからも“きゅうちゃん”と呼ばれていたため、愛着のある名前を弟子の中でもお気に入りの好の助にあげたかったといいます」(演芸ライター)

 ところが今年2月に入り、その襲名話を知った正蔵と香葉子さんから、好楽にクレームが入ったのだ。
 「圓楽門下に移った好楽は、2人目の師匠である五代目・圓楽と共に、現在、正蔵が副会長を務めている『一般社団法人 落語協会』を脱会している。そのため“林家”とは何の関係もないというのが、海老名家の主張です」(噺家関係者)

 しかし、事情を知る演芸関係者はこう言う。
 「海老名家を絶縁された次女の泰葉がブログで“弟正蔵と母が権力で好楽師匠のお弟子さんの襲名をやめさせました”と批判しているが、そんな単純な話ではない。好楽の師匠で八代目・林家正蔵を一代限りで襲名した彦六さんへのわだかまりがあるんです」

 彦六さんは1912年、三遊亭門下に入門して「福よし」を名乗り、2年後に師匠の二代目・三福が扇遊亭金三に改名したことで自身も扇遊亭金八に改名。'17年に師匠とともに橘家圓蔵の内輪弟子となって、翌年には二つ目に昇進、橘家二三蔵と改めた。

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