米陸軍が『改良版ギリーシステム(IGS)』の情報提供依頼書を発出

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米陸軍が『改良版ギリーシステム(IGS)』の情報提供依頼書を発出

Photo By: Lance Cpl. Roger L. Nelson
This photo is for illustrative purposes only.
米陸軍の「計画策定局(PEO: Program Executive Office)」が、戦闘服やキットの上から着用するスナイパー用の『改良版ギリーシステム(IGS: Improved Ghillie System)』を求める「情報提供依頼書(RFI)」を発出した。同局は新装備の試作開発とその調達を担っており、基本的情報の要求であるRFIに続いて、より具体的な仕様や性能を求めた「提案依頼書(RFP: Request For Proposal)」の作成に繋げたいとしている。
2008年に、兵士の被服や個人装備の研究開発を進める陸軍の「PdM-SCIE(Product Manager Soldier Clothing and Individual Equipment)」と「ナティック兵士研究開発技術センター(NSRDEC: Natick Soldier Research, Development and Engineering Center)」は、緊急性が高く迅速な支給の必要性(RFI: Rapid Fielding Initiative)があると判断し「難燃性ギリースーツ(FRGS)」とそのアクセサリーキット(GSAK: Ghillie Suit Accessory Kit)を開発している。

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今回の改良版ギリーシステムについて同局は、スナイパーの姿を周囲の植生に溶け込ませるため被服の上から着用でき、草木など自然素材を容易かつ確実に取り付けることができるような仕組みを探し求めている。
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