鉱物マニアはハワイへGO?ハワイのキラウエア火山が緑色の宝石の雨をもたらす
2018.06.17 18:30
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カラパイア
image credit:twitter/@ErinJordan_WX
2018年5月3日に激しい噴火が始まったハワイ・キラウエア火山だが、いまだその怒りは収まらず、6月13日にも山頂が噴火し、高さ50mまで溶岩が噴出した。
だが、吹き上げられている溶岩の中には、光り輝く緑の宝石が含まれており、大地に宝石の雨をもたらしていたようだ。
「カンラン石」というその鉱石はハワイの大地や海岸を緑色に飾りあげるかもしれない。
・急速に冷えた溶岩の中に含まれるカンラン石
緑色に輝くカンラン石は、火山近くの家々の周囲に空から降り注いだり、溶岩の流れから浮かび上がったりしているという。
「ええ、今噴出している溶岩は結晶が豊富で、周辺の人たちがカンラン石を見つけることもあるでしょう」とハワイ大学ヒロ校の地質学者シェリル・ガンセキ氏は話す。
それは周辺に降り注いだ軽石(急速に冷えた溶岩)の中に含まれている。もろい溶岩石が車などで砕かれて、そこから出てくることもあるようだ。