世間の好況に関係なく自分の賃金は上がらない、出世レースからも外れて「この先自分はどうなるのだろうか」という不安感に苛まれるのが40代です。
この先、20年は働かなくていけないのに、今の仕事に手ごたえは感じられず、35歳以上になると急に転職が難しくなる「転職限界説」もあり、転職をしたとしても良い仕事につける可能性は低いでしょう。
自分の人生は自分で守る時代です。このまま不満を抱え続けながら生きていくのか、それとも一歩踏み出すのか。もし、一歩踏み出すとしたらどうすればいいのでしょうか。
『働き方 完全無双』(ひろゆき著、大和書房刊)から「働き方」、そして「生き方」に変革を起こすための考え方をご紹介しましょう。
上司やお客さんから認められると、誰もが嬉しいものです。ただ、上から認められることがすべてであり、そのために仕事をするのは間違いでしょう。
著者のひろゆきさんは「たしかに、仕事は結果がわかりやすいのですが、別に仕事でなくても承認欲求を満たすことはできます」と指摘し、子育てをはじめ、承認欲求を満たしてくれるものはたくさんあると述べます。
一つのものに依存するから苦しくなるのです。そして、逆に承認を得られない場合は「なんで認めてくれないんだ」とストレスが溜まってしまいます。
ひろゆきさんは「(他人や会社、人生への)期待値は下げられるだけ下げておくほうが絶対に人生トクなのです」とアドバイスし、ストレスフリーに生きるためのコツを伝授してくれます。
視野を広く持ち、目を覚ました。だけれども、今勤めているブラック企業から抜け出したいと思っているのに、抜け出すことができない…。そんなときはどうすればいいのでしょうか。
ひろゆきさんは個人レベルでできる3つのポイントをあげています。
・食えない弁護士に相談する
・パワハラ発言を録音できるように
・ムチャぶりを受けない体質に
詳しく説明していきましょう。