今や婚前交渉は当たり前ですし、結婚前に妊娠するデキ婚(授かり婚)の数も増えており、交際の順序にあまりこだわらないという考えの人も多いですよね。
「もし子どもができたら結婚する」という考えであれば結婚前の妊娠でも何ら問題はありません。でも、望まない妊娠をしてしまったら?多くの人は中絶する道を選びます。
現在は医学技術も進んでおり、中絶手術自体も難しいものではないと思われています。「処置をすればまた元の生活に戻って楽しく暮らせる」そんな風に考えている人がほとんどでしょうが、中絶手術は少なからずリスクを孕んでいます。手術自体は難しいものではないとされていますし、手術を受ける人も多いため軽く考えられがちですが、そのリスクをきちんと考えておかないと後悔することになってしまうかもしれません。
初期の中絶手術の成功率はほぼ100%?日本での妊娠初期(12週まで)の中絶手術の成功率は“ほぼ”100%とされています。
処置自体は医師にとっても難しいものではないので、成功率はとても高く失敗する例は少数です。ただし、失敗は決してゼロではありません。
初期の妊娠中絶手術でも稀に胎盤や胎児の組織が子宮内に残り、出血や腹痛を引き起こすことがあります。
また、ごくごく稀に子宮に穴が開いてしまう子宮穿孔や感染症、麻酔に対するアレルギー反応を引き起こすことがあります。
妊娠中期の中絶手術と後遺症妊娠中期(12週以降~22週未満)の中絶手術になると成功率は90~95%程度まで落ちます。いずれにしても成功率が高いことに変わりはありませんが、中期になると失敗する可能性もわずかですが高くなってしまうのです。
中期の中絶は身体的な負担が大きく、当然手術が失敗した際のダメージも大きくなります。
中期中絶のリスクとしては子宮頚部を傷つけてしまう子宮頚管裂傷、陣痛が強すぎた際の子宮破裂、子宮の収縮不全などによる多量出血などが挙げられます。
また、中絶は不妊症のリスクも上がるとされており、特に妊娠→中絶を繰り返すと子宮内部が荒れて癒着を起こす“アッシャーマン症候群”になり、不妊症になる可能性もあるのです。