2018年7月28日未明、今年2度目となる皆既月食が起こる。
今回の皆既月食は、21世紀最長のものだと言われており、火星が接近していることから、ブラッドムーン(皆既月食)と火星の競演を見られると、世界各地で人々の夢が大きく膨らんでいる。
あらかじめ言っておこう。日本の場合、食が最大になる瞬間は月が沈んでしまうため見られない地域が多い。
食の最大を見られるラッキー地域は、九州、四国、沖縄だ。
食の最大を見られなくてもロングランな皆既月食なので、ほかの地域でも十分に楽しめるはずだ。ただし天候に恵まれればだが。
・皆既月食(ブラッドムーン)
太古の昔、人々はこの現象に怯え、世界の終わりを予感したという。
ブラッドムーンと呼ばれる赤銅色の不気味な月の色は、太陽の光が地球の大気に遮られ、赤い波長しか月に届かなくなることで生じるものだ。
・皆既月食に火星が友情出演
今回、ここにさらに彩を添えてくれるのが、戦の神を象徴する火星だ。
火星は31日に地球に大接近を果たす。その火星が、見かけの大きさがほぼ最大で、輝きも最高潮に達しつつある姿をブラッドムーンの真下に見せてくれるのだ。
前回、火星がこれほどまでに地球に大きく接近し、強く輝いて見えたのは、2003年のことだ。その時、地球と火星との距離は5600万キロにも満たなかった。
・火星が地球に大接近。2018年7月31日に最接近し肉眼で見えるレベルに。