平成30年度改正においては、相続税の申告書に添付する書類の範囲の拡大が行われています。具体的には、戸籍謄本を複写したもの等の被相続人の全ての相続人、当該相続人の法定相続分及び当該相続人が被相続人の実子又は養子のいずれに該当するかの別を明らかにする書類が加えられます。
従来は、相続開始日から10日以後に作成された戸籍の謄本で、被相続人のすべての相続人を明らかにするものが相続税の申告書の添付書類とされていましたが、戸籍謄本の複写で問題ないことになります。
■法定相続情報一覧図も対象になる?
この改正では、戸籍謄本の複写だけでなく、法定相続情報一覧図の写しでも、相続税の申告書の添付書類としては問題ないことになると言われています。法定相続情報一覧図とは、2017年5月29日よりスタートした法定相続情報証明制度に係る書類です。
相続が発生すると、不動産の登記を被相続人から相続人に移転する必要がありますが、その際の手間やコストなどが大きいこともあって、相続登記がなされないまま放置されている不動産が増加していると言われています。このような不動産が現在の日本の深刻な問題である空き家問題にも関係していると言われており、相続登記を促進する必要があることから、この法定相続情報証明制度がスタートすることになりました。
■法定相続情報証明制度の流れ
法定相続情報証明制度においては、相続人が、被相続人が産まれてから亡くなるまでの戸籍関係の書類(戸除籍謄本等)を用意し、これらの書類を基に、被相続及び戸籍の記載から判明する相続人を一覧にした図を作成します。そして、これらの書類と図を併せて登記所に申出を行うと、認証文付きの法定相続情報一覧図の写しが交付されます。なお、この法定相続情報一覧図の写しは、無料で交付されます。
法定相続情報一覧図は、相続登記はもちろん、被相続人の預金の払い戻しなど、様々な相続手続きに利用することができるとされています。交付手数料が無料であることなどから、従来は、戸籍謄本などをベースに行っていた申請がやりやすくなりますから、相続手続きの円滑化に大いに役立つと言われています。
相続税申告書の添付書類の改正で何がどう変わったのか税理士が解説!
2018.08.08 19:00
|
相談LINE
ピックアップ PR
ランキング
総合
マネー
1
中学受験は本当に『コスパがいい』のか!? 進学実績だけでは見えない… 【教育投資の実像】
TREND NEWS CASTER
2
中学受験塾代200万円の時代!半額体験で話題の「塾なし合格」タカベル 夏キャンペーン開始
TREND NEWS CASTER
3
中古のiPhoneって本当に大丈夫? 失敗しない買い方のコツ
マイナビウーマン
4
生理に関連する生涯費用は50万円!? 毎月のコストを下げる鍵はフェムテックにあり
マイナビウーマン
5
ボーナスの使い道は? 資産運用を始める前に知っておいてほしいこと
マイナビウーマン
6
東通グループ「不動産をもっと自由に大作戦」始動 2030年までに3000億円の売上を目指す
TREND NEWS CASTER
7
オルカン、S&P500はなぜ人気? 初心者がNISAの成長投資枠を活用するコツを紹介
マイナビウーマン
8
節約が続かなくなる人の断念ポイントはココ。貯められる人が実践していることとは?
マイナビウーマン
9
かわにしみきプロデュース。「muice」から“うるみ肌”を演出するピンク系ハイライター発売
マイナビウーマン
10
フェルナンダから「アジサイコレクション」登場。ボディミストなど雨の日に寄り添う15アイテム
マイナビウーマン