芸能男女がひた隠す「積年遺恨」18ラウンド(1)松本人志が「ばかたれ」と罵倒

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芸能男女がひた隠す「積年遺恨」18ラウンド(1)松本人志が「ばかたれ」と罵倒

 頂点に立ってナンボの芸能界。「自分以外は敵だらけ」の競争社会に身を置けば、遺恨や確執が生まれるのも必至。餅つきと喧嘩は一人でできぬ──と言うけれど、いったいなぜそこまでこじれたのか。酒のトラブル、ギャラ問題、キャラかぶり‥‥、修復不能な芸能男女18組の「積年バトル」の真相を大暴露!

 お笑い界の舞台裏をのぞけば、笑えない遺恨エピソードのオンパレードだ。

 8月11日放送のトークバラエティー「おかべろ」(フジテレビ系)で今田耕司(52)との25年間にわたる確執を暴露したのは中山秀征(51)。2人は若手時代の93年にバラエティー番組「殿様のフェロモン」でともにMCを務めていたが、舞台裏ではバチバチの火花を散らしていた。

 くだんの「おかべろ」で中山が明かすには、番組スタート前の決起集会で今田にビールをつごうとしたところ、

「あ、大丈夫です」

 と断られてしまったという。そればかりか、

「ヒデちゃんと呼んで」

 こう言って歩み寄ってはみたものの、

「なんで知らないヤツをヒデちゃんって呼ばなきゃいけないんだ」

 と、今田がかたくなに拒絶したことで、現場は最悪のムードに。中山は当時の心境についてこう振り返った。

「バチバチで、初めて人とこんなにうまくいかないと思ったわけ」

 結局、番組終了後はお互い顔を合わせることもなく、「共演NG」の関係が続いたという。

 芸能評論家の竹下光氏が解説する。

「当時は今田の師匠格にあたるダウンタウンが東京進出して、本格的に地盤を築き始めた頃。東京のタレントにはなみなみならぬ対抗心を燃やしていて、それが今田にも伝染してしまったのでしょう。実際、番組出演にあたって、浜田雅功(55)からは『全員、殺してこい!』とハッパをかけられたそうです」

 現在はすでに和解しているようだが、中山と今田のバトルは、いわば代理戦争だったのだ。

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