チームスローガンは『family』。
キャプテンの松本純弥(明大1年)が言う。
「明日からの試合は、チームのスローガンである『family』で戦い、一戦一戦集中します」
ユースオリンピックがいよいよ始まる。
舞台はブエノスアイレス(アルゼンチン)。南アフリカ、アルゼンチン、サモア、アメリカ、フランスと日本が参加する同大会。初戦の南アフリカ戦は日本時間の10月14日、午前1時15分(現地13日、午後1時15分)だ。
※大会の模様は、下記でライブストリーミング!
https://www.olympicchannel.com/en/
チームは大会前最後の練習を試合会場でおこなった。30分の短時間も、決戦の地の感触を確かめられた。
印象的だったのは会場スタッフのフレンドリーさだ。練習後の選手たちを笑顔で見送ってくれるなど、日本の応援団となってくれそうな感じだった。
準備を重ねてきた。選手たちの状態も、とても良い仕上がりになっている。
チームスローガンが『family』とあって、お互いに強みを活かし、弱みをカバーする。選手同士の助け合いを心がける。
一つひとつのプレーとそのつながりを確認しあうことで一体感が一層強まった。丁寧、細心にも注力する。
日本らしさを強みにするつもりだ。
梅田紘一監督は、「この2か月、ラグビーはもちろんですが、メンタル面の強化にも力を注いできました」と話す。
「この大舞台で十分に力を発揮し、日本の強みを世界にアピールしてくれると信じています。選手たちの頑張る姿に、熱い声援をお願いします」
合流が遅れ、周囲との連係が遅れていた小西泰聖(桐蔭学園3年)、植村陽彦(茗溪学園3年)もフィットしてきた。全員のスピード、反応も高まっている。