栗田工業のエリソンが攻守でゲームを支配した(撮影:見明亨徳)
来季2019年シーズンのトップリーグ昇格をかけるトップチャレンジリーグも、ファーストステージの終盤を迎えている。
第5節2日目となる10月21日、今季初参戦の栗田工業ウォーターガッシュがマツダブルーズーマーズに34-19で快勝し、3勝2敗、勝点13とした。新加入のSOタマティ・エリソンが攻守にチームを引っ張り、トップリーグ下位チームとの入替戦に出場できる4位以内を守った。
この日は、栗田工業がラグビー部のために「50億円はいかないが数十億円をかけて」(山田紘也監督)都西部昭島市に新設した昭島グラウンドのオープニングゲーム。栗田社員や地元ラグビークラブの子どもたちなど1,500人が訪れた。
記念すべき最初のトライは、前半15分にマツダが栗田ゴール前ラインアウトからモールで押し込み、HO北林佑介が押さえた。ゴールキックも成功で7点をリードした。
しかし、栗田はすぐに反撃し、マツダ陣でフェーズを重ね、左WTBで先発の京産大出身ルーキー坂本英人が左中間へ飛び込みファイブポインターとなった。さらに9分後、LO川瀬大輝がトライを奪い勝ち越す。