日本ではなぜかそれほど人気が高くない「黒ビール」。品種も豊富ではなく、あまり飲まれていないようだ。それには「苦そう」「飲みにくいのでは」という先入観が関係している。そんな国内の黒ビール市場において“最強”との呼び声が高いサントリー『ザ・プレミアム・モルツ<黒>』が限定醸造として帰ってきた。定期的に数量限定で販売される“プレモル”の黒は、これからのイベントシーズンに最適なビールだった!
■そもそも「黒ビール」ってなんで黒いの?
“黒歴史”“暗黒の魔術師”“なにものにも染まらない黒”と、日本では黒に対するイメージがあまり良くはない。しかし、黒はシックな色としてパーティードレスなどにも使われることが多いし、「オトナの色」として好きな人は一定数いる。
黒ビールもパーティーなどドレスアップの場に似合うおしゃれなドリンクなのだが、国内ビール市場では決してメインストリームとは言い難い。でも、そもそも黒ビールはなぜ黒いのだろうか?
黒ビールが黒い理由は、実は麦芽の焙煎方法にあったのだ。
麦芽の焙煎時間や温度によって、できあがるビールの色が異なるというわけだ。つまり、黒ビールは麦芽を焙煎する際に真っ黒に焦がすという製法なのだ。