2018年9月に放送されたドラマスペシャル『指定弁護士』(テレビ朝日系)で、主演を務め、初の弁護士役を演じたことが話題になった北川景子。同ドラマについて報道陣の取材に応えた際、北川はデビュー時の葛藤を明かしていた。
デビュー直後、何もできなくて怒られてばかりだったという北川は、芸能界に入ったことを「間違えた」と思ったこともあったそうだ。デビュー作である特撮ドラマ『美少女戦士セーラームーン』(TBS系)の出演時も、何度も挫折しそうになったが、自身の役柄と向き合っているうちに、「女優は試行錯誤しながらやっていく仕事なんだ」と分かり、気持ちが変化していったという。2016年にDAIGOと結婚し、現在は公私ともに充実した人生を歩んでいる北川。彼女のように、デビュー時に葛藤を抱えていた女優は少なくない。
2006年『週刊ヤングジャンプ』(集英社)の「ギャルコングランプリ」でグランプリを獲得し、デビューのきっかけをつかんだ佐々木希もその一人。当時、佐々木自身は芸能界に興味がなく、母親から後押しされて上京した。しかし、なかなか仕事が入らず「同世代の子は仕事があるのに自分は何で真っ白なんだろう」と、時間だけが過ぎていく毎日に葛藤し、何度も地元の秋田に帰りたいと思っていたそうだ。