近年、アマチュア無線は、災害発生時の連絡手段として重要性が増しております。一方、アマチュア無線局数は、ピーク時の3割(注1)まで減少しております。主な原因は、高齢化によるものですが、新たな遊び方の提案もありません。今回、無線の専門調査会社であるスペクトラム・テクノロジー株式会社が、インターネットを併用した、新たな遊び方を提案し、無線局数の増加に寄与します。提案する内容は、弊社が販売するAirspy HF+と遠隔モニタを組み合わせて、自局の送信した電波を遠隔地のモニタ局を経由してリアルタイムに確認できます。また、ビームアンテナを使用している局には、アンテナの方向調整にも使用できます。これまで、電波予報(voacap)により時間帯別、周波数別の予報はありましたが、リアルタイムに確認できませんでした。
(注1)2018年9月末:42万局、1995年:136万局(総務省の無線局統計情報)
1.概要
HF帯(注2)のアマチュア無線の面白さは、海外と簡単に通信したり、仲間どおしで会話を楽しんだりと、キングオブホビーと呼ばれています。日本は、世界のアマチュア無線をリードしてきた実績がありますが、高齢化により無線局がピークの3割まで減少しています。若年層へのアピールも実施しておりますが、インターネット時代に合わなくなっております。
また、災害発生時には、通信インフラが破壊されても、簡単に通信できるため、東日本大震災以降見直しされましたが、現状は、徐々に低下してきています。そこで、インターネット時代に合致した、旧来のアマチュア無線とインターネットを併用した遊び方を提案します。
HF帯の通信は不確実性があり、いつどことつながるか、やってみないとわかりませんでした。一方ヨーロッパなどでは、SDR(注3)によりWebで無線局を公開し、自局の電波がどこまで届くのか確認ができます。日本では、普及していないのが状況です。
今回、弊社は、Airspy HF+と遠隔モニタ装置を組み合わせて、SDRを使ったグループ間でのモニタを可能とします。グローバルに公開することも可能です。
Airspy HF+を使ったアマチュア無線の新たな遊び方の提案 ~ハム仲間を作って、送信を遠隔モニタ、アマチュア無線局の増加対策~
2018.12.10 12:00
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