カステラやクルスなどお土産にピッタリのお菓子で知られる長崎県。しかし、まだまだ知られていない存在がある。
ラッキーチェリー豆
今回取り上げるのは「島原名産の寵児」とも評される豆菓子「ラッキーチェリー豆」だ。地元の人にはお馴染みでも全国的にはまだまだ知られていない存在の豆菓子を入手。どんなお菓子なのか。実際に食べてみた。
2018年12月8日、長崎県に住む筆者の友人からある小包が届いた。中を開けるとコミックマーケットのサークル参加の知らせと共に見慣れない豆菓子が同封されていた。
「ラッキーチェリー豆」何ともハッピーな名前だが生まれも育ちも埼玉県の私には初めて見るものだった。ツイッターのダイレクトメッセージでこのお菓子について聞くと、
「全国的には無名かも? 歴史は長い代物です。割れ物、生モノではないのでお土産にも便利!」とのことだ。しかし、長崎県のお土産で貰ったことも聞いたこともない。
休日明け、編集部に持ち込み博識の我らがS編集長に聞いても「知らなかった」との返事。パッケージに九州銘菓と打たれているので九州生まれの方に聞けばわかると思い聞いた。しかし、福岡県出身のK記者も、鹿児島生まれ福岡育ちのM記者も「知らない」という。
編集部で有力な情報が得られない中、ツイッターでラッキーチェリー豆について、検索をかけると、
「懐かしのラッキーチェリー豆。胃のリミッターが外れ食す笑笑 帰ったばっかりだが。長崎が恋しくなってきた」「長崎空港で買ったラッキーチェリー豆の謎の中毒性に絡め取られている」
など食べた人を魅了する魔力があるようだ。また、「長崎県内のお土産店には大抵おいてます」との投稿もあった。
ますます気になる存在だ。せっかく実物をいただいたので食べてみることにする。
ラッキーチェリー豆の中身
中を開けると白い粉をまとった少し大きめの豆が出てきた。